サラリーマンFPのつぶやき

~会社員をしながらFPとして活動しています~

失敗しない!生命保険選びで押さえておきたい3つのこと

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サラリーマンFPと言いながら最近FPに関する記事を書いていなかったので、今回はFPらしい記事を書きたいと思います。

さて、みなさんは生命保険に入っていますか?独身や若い方を除いて大半の方が加入しているのではないでしょうか。

 

日本の生命保険加入率と理由

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出展:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度

上のグラフは日本人の生命保険加入率を年代・性別で表したものです。20代を除く年齢層で80%以上の加入率となっています。一方、海外の場合「生命保険のカラクリ(岩瀬大輔著)」によると、アメリカ50%、イギリス36%、ドイツ40%、フランス59%となっており、世界と比べて日本の加入率が高いことが分かります。なお、海外の生命保険加入率が低い理由については割愛します。

生命保険に加入する主な理由は以下の通りです。

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出展:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度

 医療費・入院費のため』が58.5%と最も高く、次いで万が一の家族の生活保障のため』となっています。つまり『ケガや病気の費用、そして万が一の時に生活を保障するため』に保険に加入するユーザーが多いといえますね。

あなたの保険、最適ですか?

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ところで、現在加入している生命保険が今のライフステージに最適なのか考えた事ありますか?

最初に契約した内容のまま、ほったらかし

勧められるままに契約した

といった方もいるのではないでしょうか。生命保険は結婚、出産、住宅購入といったライフステージによって必要保障額が変わります。”保険金の掛け過ぎ”は百歩譲って良いとしても、”必要保障額以下”の保険に加入していた場合は危険です。世帯主に万が一があった場合、遺族が生活に困る可能性があります。とはいえ、自分で最適な保険商品を選ぶのは少々面倒ですので、本記事では、生命保険選びで押さえておきたい3つの事について紹介し、保険の相談や見直しなどに役立ててもらえればと思います。

その1 必要保障額 :シミュレーションツールを活用しよう!

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※明治安田生命

世帯主に万が一があった時に遺族を守るためには、必要保障額を把握する必要があります。必要保障額とは、遺族の生活費や子どもの教育費などの費用を補填する生命保険金額の事です。

シミュレーションは各保険会社のwebページで試算可能です。

日本生命保険相互会社

価格.com - 必要保障額の計算

明治安田生命

オリックス生命保険株式会社

他にもシミュレーションツールを公開している保険会社はありますので、自分に合ったシミュレーションツールを使ってみて下さい。

"検証"シミュレーションツールって妥当なの??

シミュレーションツールって使えるの?正しいの?といった(私みたいな)疑い深い方もいらっしゃると思いますので、シミュレーションツールが妥当なのか、手動で試算した結果と比較してみます。

まず、シミュレーションツールを使用した場合です。(今回は明治安田生命のツールを使用します)

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家族構成と収入・支出を入力し、"結果を見る"をクリック。

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数秒で結果が出ました。試算の内訳は以下の通りです。

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私に万が一の事があった場合に、残された家族に必要は資金は10,928万円、遺族年金等の収入は10,410万円となり、保険金で補填する必要保障額は518万円となりました。

次に、手動で計算した場合です。

エクセルでキャッシュフロー表を作成し、遺族に必要な資金と収入金額を算出しました。(別ウィンドウが開きます)

キャッシュフロー表の結果をまとめたものが以下になります。

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私に万が一の事があった場合に、残された家族に必要は資金は11,336万円、遺族年金等の収入は9,714万円となり、保険金で補填する必要保障額は1,662万円となりました。

ツールと手動で差が出た理由は、手動には遺族必要資金額に住宅費(固定資産税)を加算し、その他の資産(656万円)を除算したためです。その他の数値については、ほぼ合っています。

従って、『必要保障額を大まかに試算するツールとして使えそうだ』と判断します。

その2 保険タイプ:自分に合った保険はどれ?

『生命保険って色々種類があって難しそう・・・』と思う方も多いと思います。実は生命保険自体はシンプルで、難しくしているのは特約です。

生命保険は基本的に以下の3タイプに区別されます。

定期保険

養老保険

終身保険

各保険の特徴は以下の通りです。

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どの保険タイプもメリット・デメリットがありますので、自分の家族構成やライフプランに合った保険を選びましょう。

その3 ”経過と共に必要保証額が減る”その名も「逓減保険」

保険を検討する上で押さえておきたい商品は『逓減保険』です。逓減保険とは、経過と共に必要保証額が減る保険です。

(私は勝手にジャストインタイム保険と呼んでいますw)

先ほど算出した”遺族に必要な資金額”について、時間経過に対する必要資金額をみてみましょう。

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時間経過と共に必要資金額は減っていきます。それに対応した保険が『逓減保険』というわけです

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つまり、『必要な時に必要な資金額を用意できる』保険です。

しかし、保険タイプが定期なのと(保険料は定期保険より安い場合が多いですが)、取り扱っている保険会社が少ないといったデメリットもあります。

まとめ

いかがでしたか?私が考える生命保険選びで押さえておきたい事は、

➀必要保証額を知る

➁自分に合った保険タイプを知る

➂逓減保険(ジャストインタイム保険)

です。

保険の予備知識を入れておく事で、最適な保険を選択できる可能性が広がりますし、不必要な保険に加入する事も減らせるのではないかと思います。

保険料は人生において大きな出費となります。無駄な出費を減らすためにも、自分に最適な保険を選びたいですね。